最近の話。
2024/8月某日。とある地区センターの体育館で、バスケの得点係をしていました。
私は、いくつかのバスケットボールサークルに参加しているのですが。体質的に暑さに弱く、頻繁に熱中症になってしまうため、夏はスポーツ全般お休みしています。そのため、その日もプレーはせずに、お手伝いとして参加していました。
得点係をやっていると、顔馴染みの人が何人も私の元にやってきて、
「○○さん、今日はやらないんですか?」
と、声をかけて貰いまして。事情を説明しながら、先日のパリ五輪のアメリカ代表の話で盛り上がりました。
そんなやり取りを通して、その日の帰り道に、ふと思いました。
『自分は、今日はバスケのプレーをしていないけれど、バスケットボールを通して、友人が出来て、コミュニティに参加している。幸せだな。』
と。改めて、バスケットボールというコンテンツに感謝の気持ちと、これからの更なる可能性を再認識させられました。
それこそ、1人でバスケットボールを始めたばかりの頃は、そんなことは考えもしませんでした。
私は中学・高校はずっとテニス部で、バスケットボールは大学生になってから。大学時代は気の合う友人達と遊びでバスケをしていました。ところが、社会人になってからは、なかなかバスケットボールをする環境というか、きっかけが無く。ひとまず、近所の地区センターに体育館があることが分かったので、最初はそこで黙々と1人でドリブルとシュート練習をしていました。
そこから、紆余曲折いろいろありまして。。
対戦相手が欲しかったので、同じようにバスケットボールの練習してる人を見つけたら、ガンガン勝負を挑んで撃沈し。。
「初心者歓迎」を掲げたサークルを片っ端から、渡り歩き、どこにも「初心者」がいない事に撃沈し。。
自分でバスケサークルを作ってみたものの、なかなか、人数が集まらない事が多く撃沈し。。
本当に、、バスケットボールって、なんでこんなに初心者には敷居が高いのでしょうか。。
それでも、どうにかこうにかで。今も交流ある方々の、サークルに入れたり。。色々な活動に参加したりと。。輪が広がっていって。。現在は『週末バスケがしたくなったら、どこかに行けば、気の合う仲間と、5vs5のエンジョイバスケが出来る状態』という充実したバスケットライフを送っています。
私は、心の底からバスケットボールに魅了されたので、ここまで頑張って来れました。でも、そんな人たちばかりではないと思います。もっと軽い気持ちでバスケに興味を持って、ラフにやりたいなって思ってる人も多いはず。そんな人たちが、バスケットボールに興味を持っても、どうしていいのか分からないという事は多いと思います。かつての自分のように。
このサイトを成長させて、1人でも多くの人にバスケットボールを楽しんでもらって、バスケットボールを通して、新しい友人やコミュニティを作ってもらえたら。嬉しいなと。
そんな風に思った帰り道でした。