管理人ブログVol.2~私とバスケットボール~

夏の暑さはまだまだ続きますが、オリンピックの熱は徐々に落ち着いてきた頃かと思います。

バスケットボール日本代表のパリ五輪は男女ともに、目標には及ばず。それでも、熱い試合を見せてくれて、感無量でした。初戦ドイツ戦で「君が代」が流れた時に、目頭が熱くなりました。男子のフランス戦は深夜でしたが、TVの前で思わず声に出して応援していました。ありがとうございます。

これから、パラリンピックの車椅子バスケもありますし、4年後にはバスケ本国アメリカ、ロサンゼルスオリンピックも待っています。引き続き、バスケットボールの日本代表を応援していきたいと思っています。

さて、そんな日本代表の応援についてですが。実は私は日本バスケに着眼するようになったのは、ここ5.6年の話です。バスケットボール自体はもっと前からやっていたのですが、当時はもっぱらNBAばかりを見ていました。日本のバスケはそんなに興味が無かったのです。

私が日本バスケを応援するようになったきっかけは、3つあります。

1つは、2016年のBリーグ開幕です。当時、「プロのバスケの試合を見る」という事は、私にとって「NBAを見る」という事、それはつまり、ネットやBS放送などで、1人で見る事でした。1人で見て、試合の翌日に、バスケ仲間たちと、結果や内容について熱く談義していました。それが当たり前でした。

そんな最中、Bリーグの開幕戦を「地上波で放送する」というのです。それまでも、高校インターハイ決勝などは、放送されていましたが、大々的にプロの試合が放送されるというのは、バスケファンにとっては無視できないイベントでした。

その時のことは、よく覚えています。

当日、私は両親や弟達と、テレビでバスケの試合を、初めて一緒に見ました。対戦カードは確か、東京VS琉球だったと思います。夕飯を食べながら、「バスケって速くてお酒飲む暇ないね。」なんて言う母親、バスケをやっていた弟が、父からの質問に答える様子。私の方は、1人で見る時と勝手が違って、なんだかソワソワしてしまい、結局、試合の事はどちらが勝ったのか、忘れてしまいました。ただやっぱり、リアルタイムで誰かとバスケを鑑賞して嬉しかったこと。自分の好きな物事に、誰かに興味を持ってもらえることの喜びを覚えています。

きっかけの2つ目は、2019年のラグビーワールドカップ、日本での開催でした。2015年での南アフリカのジャイアントキリングをきっかけに、注目を集め始めたラグビー。日本でのムーブメントは、私もワクワクさせられました。元ラグビー部の友人にルールやプレーを教えて貰い、まるでサッカーのワールドカップのように、皆で観戦しました。ラグビーも、バスケ同様に番狂わせを起こしづらい事を知り、その中で活躍する選手たちを見て、感銘を受けました。バスケットボールだって、同じように出来ると思いました。この頃から、私もバスケをもっと身近な人に興味を持ってもらおうと思い、日本バスケの事も情報を仕入れるようになりました。

3つ目は、2021年の東京オリンピック。自国開催枠での出場。当時、NBAで活躍していた、八村塁・渡邊雄太を擁する日本代表は間違いなく過去最強。期待を込めて、応援しましたが、結果は惨敗。実力がちゃんと表に出るスポーツなので、負けて当たり前なのは分かっていましたが、ここまで差があるのかという気持ちと、単純に悔しかったのを覚えています。試合後にベンチで泣き続ける渡邊雄太選手を見て、本気で勝ちたかったんだなと、胸を打たれました。自分にも、もっと何か出来ることが、無いだろうか。大きな事は出来ないけれど、何かないだろうかと。そして、今まで情報を集めるだけだった私は、その情報を周りに共有するようになりました。

草野球のチームメイトに、バスケも面白いよと進めたり。。

NBA絶対主義のバスケ古参勢に、日本も頑張ってますよと、紹介してみたり。。

そんなこんなで、昨年の2023年はバスケワールドカップでした。日本を含む3カ国開催。非常に熱い戦いを見せていただき、連日スポーツニュースを沸かせてくれました。その後のバスケ日本代表の活躍は、皆さんにも目に触れて貰っていると思います。

「バスケを、野球、サッカーに次ぐ、第3のスポーツに。」

Bリーグ創設者、川淵さんの言葉が、一歩ずつ、形になっているのを実感しています。逆転満塁ホームランの無い、バスケットボールの試合らしく、本当に一歩ずつ。

パリオリンピックの敗戦が、次のロサンゼルスへと実を結ぶように。私もこのサイト作りを頑張っていきたいと思います。